満員電車の出来事
満員電車の中で
吊革に捕まって立っていると
私の耳を触る人が
『えっ!だれが』と
一瞬 固まりました
意を決して
怖い顔をして ぎろっと横目で見たら
そこにいたのは...
抱っこされた小さな子供でした
『ごめん ごめん 怖い顔をして』と
心の中で謝りました
ハラハラしたのは 私
先日 車いすのご婦人に
我が家の 小犬 ここあが
シッポを振って近づいて行きました
車いすのご婦人は
「かわいい かわいい」と言って
ここあを撫でてくれました
車いすを押していたご年配の男性も
にこやかな表情でした
私は ハラハラ
別れ際 ご婦人に
「ありがとうございました」と感謝されました
ゆっくり進む車いすを
私達は 立ち止まって 見送りました
春のようなあったかい日でした
私の前の人は だれ?
向かい合わせに座る椅子がある電車
通路側に座った私は
思わず『あっ』と声を出しそうになりました
正面に 学生時代の友人が・・・
そっくりなのです
でも 人違いかもしれない
太ったかな
顔のピントが 少しずれているような
声をかけようか迷う
目と目が合った
あれ・・・
無視された
やっぱり 人違い?
電車が終点新橋に着いて
友人に似た人はススススと歩いて
階段付近で くるっと振り向いて
私を見て ニヤッと笑った後
人ごみの中へ消えていきました
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