三大歌曲「アヴェ・マリア」の謎

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音楽

「アヴェ・マリア」

「こんにちは マリア」

「おめでとう マリア」で始まる

歌曲「アヴェ・マリア」(Ave Maria)は

どの「アヴェ・マリア」を聴いても

神聖な気持ちになります

バッハ/グノーの「アヴェ・マリア」

ヨハン・セバスティアン・バッハの

「クラヴィーア曲集の前奏曲」を伴奏にして

フランス近代歌曲の父と呼ばれた

シャルル・グノ―が

歌詞とメロディーを付けた「アベ・マリア」

バッハの曲が1700年代前半に作られ

100年以上を経て

1859年にグノーは

バッハ/グノ―の「アベ・マリア」を完成させました

シューベルトの「アヴェ・マリア」

シューベルトの「アヴェ・マリア」は

31歳の若さで亡くなった

歌曲王

フランツ・ペーター・シューベルトが

1825年に完成させた

歌曲集「湖上の美人」の中の

「エレンの歌 第3番」を

後世の人たちが

ラテン語の典礼文を載せ

「アベ・マリア」と呼ぶようになりました

カッチーニ作?「アヴェ・マリア」

この10年の間に人気となり話題となっているのが

カッチーニ作曲と言われている「アヴェ・マリア」です

【ジュリオ・カッチーニ】 

1551年頃生まれ~1618年没

バッハの100年以上前に活躍した作曲家

モノディー様式という独唱の形を確立

バロック時代初期を代表する音楽家

しかし  今は

ソビエト連邦(ロシア)出身の作曲家

ウラディミール・ヴァヴィロフが

作った曲だと言われています

【ウラディミール・ヴァヴィロフ】

1925年生~1973年没(48歳)

ギタリスト リュート奏者 作曲家

自分の曲をルネサンス・バロック時代の

作曲家の名前で発表していた

何故 そうしたのか 

真意は謎に包まれています

ヴァヴィロフの「アヴェ・マリア」は

涙腺を刺激します