白い犬の思い出

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白い犬がなくなって一年半になります

今年の夏 

まだ 白い犬が元気だった頃 一緒に行ったキャンプ場を訪れました        

山間のキャンプ場は 空の青さも 木々の緑も 色が濃く

夜空は 星でいっぱいでした  

ずっと子供のままで

白い犬は みるくという名前で 生まれつき身体が弱く

12歳まで生きたので 動物病院の先生は「これは、奇跡だよ」と言っていました  

とにかく 寂しがり屋で 会社に行くときは よく鼻を「クンクン」とならし

帰ってくると 何度も飛びついてきました 

写真を撮ると

みるくは 写真を撮ると 変顔をしてくれました

桜の花びらが舞う頃 

桜の木の下で 思い切り変顔をしてくれたのを思い出しました

「こっちを向いて」

「とるよー」

「カシャ」